熊野三山

紀伊半島南部の熊野にある本宮・新宮・那智の3聖地をまとめての総称が熊野三山です。
熊野を訪れる方のほとんどが、熊野那智大社・熊野速玉大社・熊野本宮大社のいずれかを観光されるでしょう。
三山をゆっくり巡ろうと思えば、各所に近い勝浦温泉・本宮温泉郷に宿泊するのがお勧めです。

熊野那智大社は石段が467段もあり長い道のりですが途中にお土産物が売っていたりするので楽しみながら登っていくことができます。
石段を登りきると熊野那智大社がドンと構えています。

参拝を済ませて右に進むと次は那智山青岸渡寺があります。
ここは西国33ヵ所観音巡りと第一番礼所で、国の重要文化財にも指定されている由緒ある寺です。
本堂側から眺めるとバックの滝と三重の塔が素敵なハーモニーを醸し出していてうっとりします。
石段を下りながらお土産物を見て歩くのもまた楽しいものです。

熊野速玉大社も朱塗りの立派な社殿です。
社殿の後方には緑が生い茂り、まるで絵葉書でも見ているかのような美しい風景です。
敷地内には神宝館があり、そこには数々の国宝が保管されており観光客向けに展示されています。

大社前の駐車場には日本の代表的文学者でもある佐藤春夫の文学記念館がありますので、時間があればそちらも覗いてみましょう。

熊野本宮大社はバス通りに面したところに位置しています。
鳥居をくぐり石段を登り切ったところで社殿がそびえています。
本宮大社は那智や速玉とは違い、檜皮葺でつつましい感じの出で立ちです。
古風でありながらも立派な社殿は重みがあって素敵です。
石段を下るとそこには大鳥居が聳え立っています。
そこはもともと大宮大社があった場所で、明治時代の洪水で流されてしまった跡地で大斎原と呼ばれています。

熊野三山は車で訪れるのであれば1日でも回ることもできるのですが、ゆったりと散策するためにも宿泊されてはいかがでしょうか。